![](https://kamonjigoya.jp/wp-content/uploads/2023/12/dsc_22762.jpg?w=1024)
小屋で焼いている岩魚がどのように育てられているのか見るために、11月末に養殖場のある南木曽へ行ってきました。
高橋渓流さんは、南木曽の町からかなり山側に入った、美しい渓流のところにありました。
![](https://kamonjigoya.jp/wp-content/uploads/2023/12/23801_0.jpg?w=577)
周りの紅葉が美しい、沢沿いに作られたテラスにある囲炉裏で、竹炭で岩魚を焼く様子や釣り池を見学し、とても勉強になりました。
![](https://kamonjigoya.jp/wp-content/uploads/2023/12/storypic_00037801_burst231126131032-1.jpg)
次に訪れた御岳山の麓、開田高原の入り口にある養魚場は、1年魚、2年魚、3年魚と3段の養殖池があり、きれいで豊かな沢の水で大切に育てられていました。水温が低い分、魚の成長には時間がかかるけれども、美味しさが引き立つのだそうです。
![](https://kamonjigoya.jp/wp-content/uploads/2023/12/2023_1128_10480400-1.jpg)
今年の孵化用の卵はもうじき黒い眼が見えそうとのこと、孵化を待つたくさんの卵が並んでいました。
![](https://kamonjigoya.jp/wp-content/uploads/2023/12/pxl_20231126_070236786-edited.jpg)
卵から大切に3年かけて育てられた岩魚は、はるばると小屋に運ばれ、さらに冷たい宮川の水で身が締まります。水から上げたら間髪を置かず、新鮮なまま囲炉裏の薪の火で焼いてお客様に提供しております。
手間をかけ大事に育てられたことを知って、おいしく誠実に焼き上げなければ、という思いを新たにしました。
上條瑞穂