
今年はそのために11月8日までの営業としていました。
11月9日、橋の上のテーブルなどを撤去して待つうちに、大工さん達がやってきました。2人は昨年飲料売り場と洗濯室の工事に来てくださった方で、あとの4人はご年配の棟梁に率いられた3人の若い人達で、しばらく橋を見ていたと思うと、何の逡巡もなく動き出し、半日足らずで古い橋の解体が終わりました。
次に鉄骨の穴に合わせて角材にドリルで穴を開け、ボルトを打ち込み下部構造を作る、その作業が見事でした。
ボルトの頭が出ないようにノミでそのまわりを削り、その木屑を払いハンマーで打ち込むという連携作業が流れるように美しく、私達は自分たちの仕事をやめ、思わず見とれてしまいました。
最後にその上に橋板を並べて1日の仕事が終わりましたが、端の土で埋めてしまう箇所まで設計に合わせてミリ単位の調節をする徹底ぶりに、プロの仕事とはこういうものだと教えられる気がしました。
2日目は、ちらついている雪がうっすらと積もっているのを掃き清め、前日並べた橋板と下の角材をビスで留める作業でした。20cm以上もあるビスを、防腐加工をしてあるので堅い材に打ち込むのには、やはり半日を要しました。
午後は両端の欄干を作る作業で、欄干の角材に長いボルトを通しナットで止め、ナットがくい込まないようにワッシャーをかませ、ボルトが通る穴のまわりに埋木をして完成ということでした。埋木はそこから水が沁み込んで朽ちるのを防ぐためということですが、仕上がったものを見ると木目まで合わせて、一見しただけではそこにそんな細工が施されていることすらわかりません。
なんでもない小さな橋の工事にこれほどのプロの技を見せてもらって、本当に幸せなことでした。私たちもおよばずながらもこのようなプロの仕事ができるように、日々努力をしていかなくてはと思わせてもらった2日間でした。
